スポンサードリンク
相続対策について思うこと
実際に相続にかかわる仕事をしていて思うことがあります。
自己満足的な相続対策をしている人が多いということです。
相続税があがるあがると世間で言われていますが、財産のある人は、自分が亡くなったときを想定して、残された家族のために財産を分けておこうとか、この人にはあげたくないとか、様々な想いがあり遺言書を書くのだと思います。
いろいろな相続対策がありますが、誰に何を、いくらあげるなど遺言書を用意して満足されている方が多いように思います。
それが、悪いわけではないですが。
必ずしも、遺言書があるから争いにならないというわけではないようです。
うちの家族は、遺産がそんなにあるわけではないし、ケンカになんかなりませんよ!
って思ってませんか!?
相続税をなるべく安くするためだけの遺言書は一番厄介です!
考えても見てください。
亡くなってから、遺言書によって兄弟間で相続財産に差があったら、遺留分を侵害していないとしても、自分は愛されていなかったんだろうかと…。
そういう些細なことが後々、争続となっていくのです。
遺言書だけでは故人の想いは伝わらないのです!
書くだけではなくて、ちゃんと家族全員に遺言書の内容を伝えておくことが大事だと思うんです。
少なくとも、紙ぺらの遺言書からは故人の想いは伝わらない、話をしておくのが争続にならないことかなと思ったりしています!
私の担当のお客様にも、できる限り、遺言書+家族会議を伝えています!
もちろん、相続税のシミュレーションもして納税対策もしてね!
応援よろしくですm(__)m
人気ブログランキングへ